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	<title>戦術 | テニスの大学</title>
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	<description>経験と理屈、ときどき感性。</description>
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		<title>テニスのダブルス戦術｜チャンピオンたちが気をつけていた5つのこと</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ゆうき｜元テニスコーチ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 14 Aug 2026 07:40:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ダブルス]]></category>
		<category><![CDATA[テニス本]]></category>
		<category><![CDATA[戦術]]></category>
		<category><![CDATA[サーブ＆リターン]]></category>
		<category><![CDATA[ダブルス戦術]]></category>
		<category><![CDATA[ネットプレー]]></category>
		<category><![CDATA[ポジショニング]]></category>
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					<description><![CDATA[往年の王者トニー・トラバートが語ったダブルス戦術を、現代の研究と照らして再検証。今も使える5つの原則を、実戦的に整理します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ダブルスの戦術というと、</p>
<p>「センターに打つ」<br />
「先にネットを取る」<br />
「前衛は積極的にポーチへ出る」</p>
<p>といったセオリーがよく語られます。</p>
<p>もちろん、どれも間違いではありません。</p>
<p>ただ、試合で本当に難しいのは、セオリーを知ることではなく、<strong>いつ、どのように使うかを判断すること</strong>です。</p>
<p>以前、1969年に日本で出版された『プロのテニス』という本を読みました。原著は、オーストラリアのテニス記者アラン・トレンガブが編集した『How to Play Tennis the Professional Way』です。</p>
<p>この本では、10人の名選手がそれぞれ得意分野を担当しています。バックハンドはケン・ローズウォール、サーブはパンチョ・ゴンザレス、ボレーとロブはルー・ホード。そしてダブルス戦術を担当したのが、シングルスとダブルスを合わせてメジャー10勝を挙げたトニー・トラバートでした。</p>
<p>半世紀以上前の本ですから、当時と今ではラケットもコートもプレースタイルも違います。そのまま現代の正解として受け取ることはできません。</p>
<p>同じ1969年の別の本から、現在にも通用するダブルスの基本を考えた記事は、<a href="https://tennis-daigaku.com/old-books-on-tennis/">『オーストラリア式テニス』に学ぶダブルスの基本</a>で紹介しています。</p>
<p>それでも読み返すと、トラバートが注意していたことの多くは、現在のダブルスにも通じています。</p>
<p>今回は、その内容を現在の研究や試合の変化と照らしながら、5つの原則に整理します。</p>
<p>※本記事は書籍の文章を転載するものではなく、内容を手がかりに筆者の経験と現代の研究を加えて再構成しています。</p>
<h2>1．確実な戦術ほど、使い続けない</h2>
<p>技術的に正しく、成功率の高い方法であっても、そればかり使えば相手に読まれます。</p>
<p>たとえば、リターンをクロスへ返すのはダブルスの基本です。ネットの低い中央を通せて、コートも長く使えます。</p>
<p>しかし、毎回クロスへ返すと分かれば、相手前衛は迷わずポーチへ出られます。</p>
<p>センターへのボレーも同じです。角度をつけられにくく、相手同士を迷わせられる安全なコースですが、同じタイミング、同じ高さ、同じ球速で繰り返せば、やがて待たれます。</p>
<p>大切なのは、セオリーを捨てることではありません。</p>
<p><strong>軸になる確実なパターンを持ちながら、ときどき違う選択を見せること</strong>です。</p>
<p>現代の男子プロダブルスを分析した研究では、サーブ側は通常の陣形だけでなく、Iフォーメーションもファーストサーブ時の46％で使っていました。しかも、通常陣形とIフォーメーションの得点効率には大きな差がありませんでした。</p>
<p>それでもIフォーメーションが多く使われるのは、相手に「前衛がどちらへ動くのか」を読ませない効果があるからだと考えられています。</p>
<p>つまり、フォーメーション変更は必ずしも一発でポイントを取る奇策ではありません。<strong>相手の予測を不安定にし、基本戦術を効かせ続けるための変化</strong>でもあるのです。</p>
<h2>2．自分が打ちやすい場所より、ペアが動きやすい場所へ打つ</h2>
<p>シングルスでは、自分が次のボールを打ちやすい状況を作ることが大切です。</p>
<p>ダブルスでもそれは同じですが、もう一人、パートナーがいます。</p>
<p>自分にとって気持ちのいいショットが、ペアにとっていいショットとは限りません。</p>
<p>たとえば前衛がいる状況で、後衛が無理にストレートへ強打すると、前衛の横を速いテンポで抜かれたり、逆に相手前衛の正面へボールが入り、パートナーが守りにくくなったりします。</p>
<p>一方、センターへ低く返せば、相手の角度を消しやすくなります。ロブで相手を下げられれば、パートナーがポジションを整える時間も生まれます。</p>
<p>ショットの評価を、</p>
<p>「いいボールを打てたか」</p>
<p>だけで終わらせず、</p>
<p>「そのボールで、パートナーは次に動きやすくなったか」</p>
<p>まで広げてみてください。</p>
<p>ダブルスでは、一球の良し悪しより、<strong>その一球がペア全体の位置関係をどう変えたか</strong>のほうが重要なことがあります。</p>
<p>センターを使う意味については、<a href="https://tennis-daigaku.com/center-theory-in-tennis/">テニスのセンターセオリー</a>でも詳しく解説しています。</p>
<h2>3．前衛の仕事は、すべてのボールを取ることではない</h2>
<p>積極的な前衛というと、何度もポーチへ出てボールに触る選手を想像しやすいかもしれません。</p>
<p>しかし、前衛の価値は実際にボールを打った回数だけでは測れません。</p>
<p>少しセンターへ寄る。<br />
ポーチに出るような動きを見せる。<br />
相手のインパクト直前に一歩だけ動く。</p>
<p>それだけでも、リターンする側はストレートを意識し、クロスへ厳しく打とうとしてミスをすることがあります。</p>
<p>前衛の本当の役割は、すべてのボールを奪うことではなく、<strong>相手が安心して選べるコースを減らすこと</strong>です。</p>
<p>一方で、何でもポーチに出ればいいわけでもありません。</p>
<ul>
<li>パートナーのサーブが甘くなった</li>
<li>相手が十分な体勢でリターンを打てる</li>
<li>ストレートを何度も見せられている</li>
<li>自分のスタートが遅れた</li>
</ul>
<p>こうした状況で無理に動くと、前衛がプレッシャーをかける側から、空いた場所を狙われる側へ変わってしまいます。</p>
<p>出るか残るかは、勇気の有無ではありません。サーブの質、相手の体勢、それまでの配球を材料にした判断です。</p>
<p>前衛の守備範囲については、<a href="https://tennis-daigaku.com/defensive-range-in-front-of-the-net/">ダブルスでの前衛の守備範囲はどれくらいか</a>も参考にしてください。</p>
<h2>4．サーブとリターンを「一球」で終わらせない</h2>
<p>ダブルスでは、サーブとリターンの直後にポイントの形が大きく決まります。</p>
<p>それにもかかわらず、練習ではサーブを入れること、リターンを返すことだけで終わりがちです。</p>
<p>サーブ側なら、</p>
<ol>
<li>どこへサーブするか</li>
<li>前衛が動くか、残るか</li>
<li>返球されたボールをサーバーがどこへ打つか</li>
</ol>
<p>までを一つの組み合わせとして考えます。</p>
<p>リターン側なら、</p>
<ol>
<li>相手のサーブ方向を読む</li>
<li>相手前衛の位置と動きを見る</li>
<li>リターン後に二人がどの位置を取るか</li>
</ol>
<p>までがセットです。</p>
<p>先ほどの研究では、強いファーストサーブを受けるとき、リターン側の二人がベースラインに下がる陣形が53％使われていました。一方、セカンドサーブでは、その割合は18％まで下がっています。</p>
<p>つまりトップレベルでも、ファーストサーブとセカンドサーブで同じ立ち位置を続けているわけではありません。サーブの威力や攻撃できる可能性に応じて、ペアの形を変えています。</p>
<p>練習でも「サーブを10球」「リターンを10球」で終わらせず、<strong>サーブから3球目まで、リターンから4球目まで</strong>を一つのパターンとして反復したほうが、試合の判断につながりやすくなります。</p>
<h2>5．昔の正解も、今の正解も、全員には当てはまらない</h2>
<p>1960年代のトップダブルスでは、サーブを打った選手がそのままネットへ出るサーブ＆ボレーが、ほぼ前提のように扱われていました。</p>
<p>しかし、1980年代後半までの試合と2011年の男子プロダブルスを比較した研究では、サーブ＆ボレーの使用率は大きく減り、グラウンドストロークの割合が増えていました。リターン位置も以前より後ろになっています。</p>
<p>ラケット性能、サーブ速度、リターン技術、サーフェス、ルール、選手の体格。環境が変われば、合理的な戦術も変わります。</p>
<p>だからといって、昔の教えが役に立たないわけではありません。</p>
<p>形をそのまま真似するのではなく、<strong>なぜ当時その選択が有効だったのか</strong>を考えることで、現在にも使える原則が見えてきます。</p>
<p>同じことは、現代のプロの真似をするときにも言えます。</p>
<p>トップ選手がIフォーメーションを多用しているからといって、サインも練習もなく形だけ導入すれば、かえって二人の守備範囲が曖昧になります。</p>
<p>試合前に確認したいのは、次の3つです。</p>
<ul>
<li>自分たちが安定して繰り返せる形は何か</li>
<li>相手が嫌がっている形は何か</li>
<li>予定した形が崩れたとき、どこへ戻るか</li>
</ul>
<p>正解のフォーメーションを探すより、ペアと相手に合わせて答えを更新できるほうが、実戦では強いと思います。</p>
<h2>チャンピオンが見ていたのは、ショットではなく「関係」だった</h2>
<p>今回紹介した5つをまとめます。</p>
<ol>
<li>確実な戦術ほど、使い続けない</li>
<li>自分が打ちやすい場所より、ペアが動きやすい場所へ打つ</li>
<li>前衛の仕事は、すべてのボールを取ることではない</li>
<li>サーブとリターンを一球で終わらせない</li>
<li>一つの正解を、全員に当てはめない</li>
</ol>
<p>こうして並べてみると、名選手たちが気をつけていたのは、特別なショットそのものではなかったことが分かります。</p>
<p>自分とパートナー。<br />
自分たちと相手。<br />
基本のパターンと、それを読ませない変化。</p>
<p>ダブルスでは、この「関係」を見ながら一球を選ぶ必要があります。</p>
<p>セオリーは、答えを固定するためのものではありません。試合中により良い答えを選ぶための土台です。</p>
<p>昔のチャンピオンの言葉が今も面白いのは、打ち方よりも、その土台を考えるきっかけを与えてくれるからだと思います。</p>
<p>セオリーと戦術の関係については、<a href="https://tennis-daigaku.com/no-theory-no-tactics/">テニスのセオリーを知らないと何が困るのか</a>もあわせて読んでみてください。</p>
<h2>参考資料</h2>
<ul>
<li>アラン・トレンガブ編、竹内醸治訳『プロのテニス』竹内診療所、1969年（原著：<em>How to Play Tennis the Professional Way</em>, 1964）</li>
<li>Kocib, T., Carboch, J., Cabela, M., &amp; Kresta, J.（2020）<a href="https://doi.org/10.34256/ijpefs2026">Tactics in tennis doubles: analysis of the formations used by the serving and receiving teams</a></li>
<li>Raasch, K., Hahn, A., &amp; Ferrauti, A.（2025）<a href="https://doi.org/10.30827/ijrss.34013">Tennis Doubles development: Two historical snapshots of tactical changes on professional level over 20 years</a></li>
</ul>
<h2>ダブルス戦術を本で体系的に学びたい方へ</h2>
<p>この記事で紹介した5つの考え方を、ポジショニングや配球、ペアの連携まで順番に学びたい方は、次の記事も参考にしてください。</p>
<p>元テニスコーチの視点から、目的やレベルに合わせてダブルス戦術本5冊を比較しています。</p>
<p><a href="https://tennis-daigaku.com/tennis-doubles-strategy-books/"><strong>テニスのダブルス戦術を学べる本5選｜目的・レベル別に元コーチが選ぶ</strong></a></p>
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		<title>テニスのセオリーを知らないと何が困るのか</title>
		<link>https://tennis-daigaku.com/no-theory-no-tactics/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ゆうき｜元テニスコーチ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Apr 2025 00:15:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[テニス脳]]></category>
		<category><![CDATA[戦術]]></category>
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					<description><![CDATA[レッスンにおいて「セオリー」の説明をすると、しばしば返ってくる言葉がある。 「そんなこと言われてもねぇ」 口に出さずとも、異を唱えたいような表情を見せる受講者は少なくない。特に、試合経験のあるプレーヤーにその傾向が見られ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">レッスンにおいて「セオリー」の説明をすると、しばしば返ってくる言葉がある。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">「そんなこと言われてもねぇ」</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">口に出さずとも、異を唱えたいような表情を見せる受講者は少なくない。特に、試合経験のあるプレーヤーにその傾向が見られることが多い。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="800" height="1200" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2025/04/339171415b5cee2a61395b69ce00898a.jpg" alt="" class="wp-image-739" style="width:308px;height:auto"/></figure>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">セオリーとは何か？</h2>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>セオリーとは一言で言えば「戦術のスタートライン」である。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">この基礎を理解して初めて、「なぜポイントが取れたのか」「なぜ失ったのか」という現象の本質が見えてくる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、セオリーの理解があってこそ、応用的な判断やプレーも可能になる。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">スタートラインのずれが招く“意図のずれ”</h2>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、誤ったポジションを取っている受講者に対し、</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">「あそこに打ったなら、相手はこの辺りに返してくる可能性が高い。だから、そこではなくこちらに立つべきだ」</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">と説明することがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">試合経験のある者であれば、多くは「なぜそこに打ったのか」「なぜその位置に立ったのか」といった意図を持って行動しており、それを共有してくれる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、<strong>その意図はセオリーからの出発ではないため、結果的に微妙なズレが生じる</strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それを伝えると、決まって返ってくるのが以下のような言葉である。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">「試合中そんなとこに打ったら取られちゃうし、そんなとこに立ったら決められちゃう」</p>
</blockquote>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" width="800" height="1200" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2025/04/68e32cd310716bc4f08ac1d0af39208a.jpg" alt="" class="wp-image-740" style="width:313px;height:auto"/></figure>



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<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">セオリーを知っている者と知らない者の違い</h2>



<p class="wp-block-paragraph">戦術においては、相手のいる場所にあえて打つ選択もあるし、自分に落ち度がなくとも、相手の素晴らしいプレーによってポイントを失うこともある。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>セオリーを知らなければ、相手の“たまたま入ったショット”や“特異なプレースタイル”に対して過剰に恐れてしまう。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、セオリーを理解している者であれば、</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">「たまたまだな」<br>「逆にそこにしか打てなかったんだな」</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">と冷静に受け止めることができる。<br>そこには「恐れ」が生じない。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" width="800" height="1200" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2025/04/cea825fd3f0683f38c81cda664dd6cad.jpg" alt="" class="wp-image-741" style="width:328px;height:auto"/></figure>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">セオリーがないと“戻る場所”がなくなる</h2>



<p class="wp-block-paragraph">セオリーを持たないプレーヤーは、極端に言えば、<br>1ポイントごと、1試合ごと、対戦相手が変わるたびに思考の軸を変えなければならない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは非常に不安定である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜなら、「自分の戻るべき場所」がないからだ。</p>



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<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">セオリーとは「高確率の選択肢」である</h2>



<p class="wp-block-paragraph">セオリーとは単なる理論ではない。<br><br><strong>高い確率でポイントを取れる方法の集約</strong>である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、仮にセオリー通りにプレーしてポイントを失っても、</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">「相手が低確率のプレーを成功させただけ」<br>「あれが相手の得意パターンなのか。ではこちらもセオリーを少し外して対応しよう」</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">といったように、次の戦術を柔軟に考えることができる。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="1200" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2025/04/0aa4924a6672d2b06e84340bdbc3d89b.jpg" alt="" class="wp-image-742" style="width:326px;height:auto"/></figure>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">戦術はセオリーから生まれる</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここから、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>左利きの相手にはこのパターン</li>



<li>グリップの厚い相手にはこの戦術</li>



<li>両手バックの選手にはこの対応</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">といった<strong>セオリーから派生した応用的な戦術</strong>が形成されていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>セオリー無くして戦術無し。</strong></p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">この言葉の重みを、多くのプレーヤーに知ってもらいたい。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">ジュニアや一般クラスにも徹底した指導を</h2>



<p class="wp-block-paragraph">私は、一般クラスの方はもちろん、ジュニアの選手たちにもセオリーの理解を徹底して教えている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">小さいうちに「考えるテニス」の習慣を身につけておけば、成長して理解力が高まったときに、自ら考えを発展させていけるからだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん今は、グラウンドストロークとネットプレーのセオリーを逆に覚えてしまって、思い切りパスを抜かれるといった場面も日常茶飯事である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、<strong>根気よく続けていれば、必ず花開くと信じている。</strong></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ｜セオリーはプレーヤーの「地図」である</h2>



<p class="wp-block-paragraph">セオリーとは、プレーヤーにとっての「地図」であり、戦術を考える際の「基準」である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこを無視して試合に臨むことは、地図なしで旅に出るようなものだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、<strong>「セオリーを知る」ということが、テニスの真のスタートライン</strong>なのである。</p>



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</ul>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>💬 コメント歓迎</strong><br>ご意見・ご感想・ご質問など、ぜひお気軽にコメントください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">📝<strong>この記事を書いた人：</strong><br>「テニスの大学」運営者 ゆうき<br>元テニス選手／テニスコーチ。詳しいプロフィールや活動内容はこちら👇</p>



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		<item>
		<title>1969年の名著『オーストラリア式テニス』に学ぶ、今も通用するダブルスの基本</title>
		<link>https://tennis-daigaku.com/old-books-on-tennis/</link>
					<comments>https://tennis-daigaku.com/old-books-on-tennis/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ゆうき｜元テニスコーチ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 19 Mar 2024 07:31:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[テニス本]]></category>
		<category><![CDATA[テニス脳]]></category>
		<category><![CDATA[戦術]]></category>
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					<description><![CDATA[テニスの戦術は時代とともに変わります。しかし、勝つための考え方には、何十年たっても変わらない部分があります。 今回読み返したのは、1969年に刊行された『オーストラリア式テニス』（ジャック・ポラード編、竹内醸治訳）です。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">テニスの戦術は時代とともに変わります。しかし、勝つための考え方には、何十年たっても変わらない部分があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回読み返したのは、1969年に刊行された<strong>『オーストラリア式テニス』</strong>（ジャック・ポラード編、竹内醸治訳）です。古本屋で1,000円ほどで買った、かなり年季の入った一冊ですが、読み返すたびに発見があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ロッド・レーバーら当時の一流選手が章ごとに考え方を語っており、技術の形だけでなく、試合をどう組み立てていたのかが分かるのがこの本のおもしろさです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">昔の本なのに、なぜ今も参考になるのか</h2>



<p class="wp-block-paragraph">用具やプレースピードは大きく変わりました。それでも、相手に時間を与えないこと、確率の高い選択をすること、パートナーを生かすことなど、試合の土台は今も同じです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特に印象に残ったのが、コリン・ロングが解説するダブルスの章でした。内容をそのまま長く引用するのではなく、現代のプレーに置き換えて要点を整理します。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今も通用するダブルスの基本7つ</h2>



<h3 class="wp-block-heading">1．自分が決めるより、パートナーが決めやすい球を作る</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ダブルスは個人競技を二人で行うのではなく、二人で一つのポイントを作る競技です。足元へのリターンや深いボレーなど、次の一球をパートナーが決めやすくするショットには、エースと同じ価値があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">2．相性は「強い者同士」より「補い合えるか」で考える</h3>



<p class="wp-block-paragraph">良いペアは、得意な展開や性格が完全に同じとは限りません。前で動く人と後ろから組み立てる人、勢いを作る人と冷静に整える人など、お互いの長所が噛み合うかが重要です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">3．ダブルスではファーストサーブの確率を優先する</h3>



<p class="wp-block-paragraph">速さだけを求めてファーストサーブの確率が落ちると、相手はセカンドサーブを狙って前に入れます。8割程度の力でも、コースと回転を使って高い確率で入れたほうが、前衛も動きやすくなります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">4．リターンは、まず相手にもう一球打たせる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">強いリターンを一本決めることより、低く確実に返し続けるほうが相手サーバーには圧力になります。狙いすぎてミスを重ねるより、相手の足元やセンターへ返し、次のボールで優位を取る考え方です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">5．最初のボレーはセンター深くが基本</h3>



<p class="wp-block-paragraph">いきなり角度をつけると、自分たちのコートにも角度が生まれます。最初はセンター深くへ返して相手の選択肢を減らし、甘くなった次のボールで角度をつけるほうが安全です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">6．高い打点では攻める。ただし力まない</h3>



<p class="wp-block-paragraph">サービスボックス内でネットより高い位置から打てるなら、攻撃する場面です。ただし「強く打つ」と「雑に打つ」は別物。相手のいない場所へ、面を安定させて押し込むことを優先します。</p>



<h3 class="wp-block-heading">7．ロブとテンポの変化も立派な攻撃</h3>



<p class="wp-block-paragraph">深いロブは、相手をネットから下げて優位な陣形を崩します。速い球だけで押すのではなく、ロブ、足元への球、テンポの変化を混ぜ、相手が気持ちよくプレーできない状況を作ることが大切です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">実戦で試すなら、まずこの3つ</h2>



<ol class="wp-block-list">
<li>試合前に「最初のボレーはセンター」など、二人で一つだけ約束を決める</li>



<li>リターンはエースより、相手の足元へ低く返すことを優先する</li>



<li>試合後は自分の決めた本数だけでなく、パートナーが決めやすい球を何本作れたかを振り返る</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">全部を一度に変える必要はありません。一つだけ決めて試すと、ダブルスが「二人で点を取る競技」だと実感しやすくなります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">『オーストラリア式テニス』を探すには</h2>



<p class="wp-block-paragraph">この本は現在、新品では入手しにくく、中古在庫が中心です。Amazonにも常に在庫があるとは限りませんが、興味がある方は下の検索結果から確認できます。</p>



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</div>



<p class="has-small-font-size wp-block-paragraph">※価格・在庫・版の違いはリンク先でご確認ください。検索結果には別の商品が含まれる場合があります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">古い本だから内容も古い、とは限りません。むしろ用具や流行に左右されにくい「試合の考え方」が、はっきり書かれている本もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">経験と理屈を行き来しながら、自分の試合に使える形へ落とし込む。『オーストラリア式テニス』は、その練習になる一冊でした。</p>
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		<title>学習のサイクル</title>
		<link>https://tennis-daigaku.com/learning-cycle/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ゆうき｜元テニスコーチ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 03 Jan 2024 03:49:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[戦術]]></category>
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					<description><![CDATA[コート上でよく聞くセリフ 私はレッスン中生徒さんや選手に質問を絡めたコーチングをすることが少なくありません。 技術的な練習をしている場面であれば、コーチの僕から見た客観的なフィードバックと、「自分はこう感じた」という主観 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">コート上でよく聞くセリフ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">私はレッスン中生徒さんや選手に質問を絡めたコーチングをすることが少なくありません。<br><br>技術的な練習をしている場面であれば、コーチの僕から見た客観的なフィードバックと、「自分はこう感じた」という主観的な感覚の両方が必要になってくるし、また戦術的な練習をしているのであれば、目の前の選手が「何を知っていて何を知らないか」ということを知りたいからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">と言ってもこれはある程度<span class="marker-under">テニスに習熟している方が対象</span>になります。<br><br>テニスをまったくしたことがないといった方にはもちろんティーチングが先になります。<br><br>また人数が多い場合もティーチングメインでレッスンを進めることになりますが、それでも説明の最後になるべく「なにか分からないところありましたか？」と聞くようにしています。<br><br>そこから、「○○の説明のとこがよく分からなかったんですけど・・」と言ってきてくれる方もいますが、日本人の特徴なのかほとんどの方はノーリアクションw<br><br>でも中には「聞きたいけどなんか(周りの)空気的に聞かないほうがいい」と思って黙ってる方もいるように思います。<br><br>もしくは僕の説明を完璧に理解してくれててもう聞く必要がないかのどちらかw<br><br>そんなとき今までは、</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-l sbis-cn cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/07/publicdomainq-0008366thx-150x150.jpeg" alt="ゆうき" class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name">ゆうき</div></div><div class="speech-balloon has-background has-border-color has-yellow-background-color has-key-color-border-color">
<p class="wp-block-paragraph">じゃあ早速練習していきましょう！</p>
</div></div>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-r sbis-cn cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/barbie-gf8bfe35fe_1920-1200x630.jpg" alt="テニ子" class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name">テニ子</div></div><div class="speech-balloon has-text-color has-background has-border-color has-key-color-color has-vivid-green-cyan-background-color has-key-color-border-color">
<p class="wp-block-paragraph">・・・</p>
</div></div>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-l sbis-cn cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/07/publicdomainq-0008366thx-150x150.jpeg" alt="ゆうき" class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name">ゆうき</div></div><div class="speech-balloon has-background has-border-color has-yellow-background-color has-key-color-border-color">
<p class="wp-block-paragraph">ほんとに何もないですか？皆さん、なんか言いたそうな顔してますよ？！</p>
</div></div>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-r sbis-cn cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/barbie-gf8bfe35fe_1920-1200x630.jpg" alt="テニ子" class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name">テニ子</div></div><div class="speech-balloon has-text-color has-background has-border-color has-key-color-color has-vivid-green-cyan-background-color has-key-color-border-color">
<p class="wp-block-paragraph">コーチの説明、頭では分かってるんだけど身体がね・・・</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">と誰かが言うと周りの生徒さんが「そうそう！」となってなぜか皆さんのテンションが上がっていき、そこからいろいろな話に派生するですが、最終的には大体、</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-r sbis-cn cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/barbie-gf8bfe35fe_1920-1200x630.jpg" alt="" class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name"></div></div><div class="speech-balloon has-text-color has-background has-border-color has-key-color-color has-vivid-green-cyan-background-color has-key-color-border-color">
<p class="wp-block-paragraph">それが出来てたらここ(スクール)に来てないわよ</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">となりますw</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなこと言わないで皆さん一緒に頑張りましょうよw</p>



<h2 class="wp-block-heading">学習のサイクル</h2>



<p class="wp-block-paragraph">学習というのは、<br><br></p>



<p class="wp-block-paragraph"> <strong>出来ないということを知らない </strong><br><strong>　　　　↓</strong><br><strong> 出来ないことを知る</strong><br><strong>　　　　↓</strong><br><strong> 意識すれば出来る 　　　</strong><br>         <strong>　↓</strong><br> <strong>無意識でも出来る</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">先ほどの「頭では分かってるけど身体が」と言う皆さんは、現時点では「頭で理解する」段階にいますが、練習すれば必ず「身体が理解する」段階までいけるんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それはどうしてかというと、これはテニスに限らずどんなことを学ぶにしてもそうですが何かを学ぶときというのは先ほどお伝えした順番で物事を学んでいくからです。</p>



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<p class="wp-block-paragraph">これをテニス(例えばスマッシュ)に置き換えると、</p>



<p class="wp-block-paragraph"> <strong>スマッシュというものを知らない</strong><br><strong> 　　　　↓</strong><br><strong> スマッシュを自分が出来ないことを知る 　　</strong><br><strong>　　       ↓ </strong><br><strong>意識すればスマッシュが打てる 　</strong><br><strong>    　　　↓ </strong><br><strong>無意識でもスマッシュが打てる</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">①の段階から②に行くには自分でそれに気づくか、人から知らないことを教えてもらうしかありません。<br>なぜならそれを<strong><span class="marker-under">知らないということを知らない</span></strong>のですから。<br><br>②の段階でわりと多いのは「出来ないことを知って満足してしまう」です。<br>③の段階に行かずに終わってしまうケースがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">③の段階が僕は一番困難なように思います。<br>この段階から<strong><span class="marker-under">④の段階に行くには何度も何度も反復練習</span></strong>するしかないからです。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="682" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2024/01/brain-2146817_1280.png" alt="" class="wp-image-675"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">ちょっと難しい話になりますが、脳からの指令を受け上手に身体を使えるようになるには、身体中に張り巡らされている神経細胞(ニューロン)同士をシナプスを介してつなげる必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここで<strong><span class="marker-under-red">脳から何度も身体に同じ指令を与えると、シナプス同士が徐々にその指令を伝えやすく、また効率良く伝えようと変化</span></strong>していきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こうして何度も同じ練習、同じ動作を繰り返すことによって、自分が行ないたい動作を脳から身体に伝えるための神経回路が作られていき、最終的に「自動的」にそれが行なえるようになるのです。<br>　<br>ここで難しいのは、この自動的に打てるようになるまでには個人差があるということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特にまだ神経細胞が未発達な子供と違い、ある程度出来上がっている大人はいい意味でも悪い意味でも神経細胞のつながりが強化されている。いわゆる「クセ」というやつです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この古いクセを直し、新たな“クセ”を身に付ける過程で多くの方が挫折してしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ある程度打てるようになったのでもういいか」、と。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この状態でゲームをするとどうなるか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ゲーム中は<strong><span class="marker-under-red">「どうやって相手からポイントを取るか」</span></strong>ということに意識を向けたいのですが、この状態だとどうしても「自分がこのボールをどうやって打つか」というほうに意識が向いてしまうため、<strong><span class="marker-under-red">「どこに打つか」</span></strong>や<strong><span class="marker-under-red">「何を(で)打つか」</span></strong>などまで意識がまわらなくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのためまずい場所に打ってしまったり、まずい判断をしてしまう。また、逆にそれに意識がいき過ぎてしまうと今度はそのショット自体を失敗してしまう可能性がある。<br><br>「じゃあどうすりゃいいんだ(笑)」という声が聞こえてきそうですが、こればっかりは両方同時進行で練習するしかない。<br><br>反復練習したショットをゲームの中で使い、試し、戦術の中に落とし込んでいくという作業が必要です。<br><br>これが④の段階の次の段階でしょう。覚えたショットをどう使うのか、いつ使うのか。<br><br>とここまでダーッと書いてきましたがあっという間に2000文字w<br><br>ですのでここらでまとめますが、私が言いたいのは、</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-sticky-box blank-box block-box sticky st-yellow">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>今の自分がどの段階いるのかを知り、「知ってる」「分かる」を超え、「出来る」を目指して一緒に練習して行きましょう！</strong></p>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">ということです。</p>



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<p class="wp-block-paragraph"><br></p>
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		<title>ポーチにおけるグリップと打ちやすいコースの関係</title>
		<link>https://tennis-daigaku.com/doubles-poach-grip-course/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ゆうき｜元テニスコーチ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2023 09:40:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[戦術]]></category>
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					<description><![CDATA[ポーチに限りませんがボレーする際に「グリップによって打ちやすいコース・打ちにくいコース」があります。　 フォア･バック共に、 グリップが厚い場合は逆クロスが打ちやすいグリップが薄い場合は順クロス(アングルボレー)が打ちや [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">ポーチに限りませんがボレーする際に「グリップによって打ちやすいコース・打ちにくいコース」があります。　<br><br>フォア･バック共に、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>グリップが厚い場合は逆クロスが打ちやすい</strong><br><strong>グリップが薄い場合は順クロス(アングルボレー)が打ちやすい</strong></p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="450" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/geemkypezu9t0vovl7ck.jpg" alt="" class="wp-image-507" style="aspect-ratio:628/353" srcset="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/geemkypezu9t0vovl7ck.jpg 800w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/geemkypezu9t0vovl7ck-768x432.jpg 768w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/geemkypezu9t0vovl7ck-120x68.jpg 120w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/geemkypezu9t0vovl7ck-160x90.jpg 160w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/geemkypezu9t0vovl7ck-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><figcaption class="wp-element-caption">厚いグリップのバックボレー</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>グリップが厚い場合、手首をニュートラルにした状態で面が逆クロス側に向き</strong>ます。<br><br>なので順クロスに打つ場合、打点を前にして打ったり手首でのラケットの操作が必要になります。<br><br>逆に<strong>薄い場合は手首をニュートラルにした状態で面がクロス側に向き</strong>ます。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="450" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/Rafael-Nadal-1.jpg" alt="" class="wp-image-509" style="aspect-ratio:629/353" srcset="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/Rafael-Nadal-1.jpg 800w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/Rafael-Nadal-1-768x432.jpg 768w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/Rafael-Nadal-1-120x68.jpg 120w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/Rafael-Nadal-1-160x90.jpg 160w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2023/01/Rafael-Nadal-1-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><figcaption class="wp-element-caption">薄いグリップのバックボレー</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">なので逆クロスに打つ場合、打点を遅らせて打ったりやはり手首の操作が必要になります。<br><br>試合中はこういった打点や手首の操作などを行なってうまく相手のボールや状況に対応しますが、自分のグリップは基本的にどのコースが打ちやすく、どのコースが打ちにくいかを知っていて損はないと思います。<br><br>また、<strong>これが分かれば対戦相手の得意不得意のコースも分かり</strong>ます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは自分のグリップのチェック、それが終わったらライバルのグリップもチェックしてみてください。</p>



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		<title>ボールが速い(パワーがある)人と試合するときに気をつけること</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ゆうき｜元テニスコーチ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Dec 2022 05:00:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[戦術]]></category>
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					<description><![CDATA[今日はこの質問にお答えします。この質問はレベル問わずよく聞かれる質問ですが、対策はそこまで難しくはありません。 ただ今回お伝えする戦術を使うために必要な技術がありますので、まだその技術をマスターしていない人はまず技術を覚 [&#8230;]]]></description>
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<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png" alt="テニ男くん" class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name">テニ男くん</div></div><div class="speech-balloon">
<p class="wp-block-paragraph">自分よりボールが速い(パワーがある)人と試合するときどうすればいいんですか？</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">今日はこの質問にお答えします。<br>この質問はレベル問わずよく聞かれる質問ですが、対策はそこまで難しくはありません。<br><br>ただ今回お伝えする戦術を使うために必要な技術がありますので、まだその技術をマスターしていない人はまず技術を覚えるところから始めてください。<br><br>では早速考えてみましょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">速いボールを打ってくる人に対する戦術</h2>



<p class="wp-block-paragraph">私がレッスン中にこの質問をされたときは、以下の昔の文献（※）の話をします。<br>（※誰の言葉か忘れてしまいましたが、チルデン、レーバー、ローズウォールの誰かの言葉です）</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized is-style-default"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="493" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/190419-Bill-Tilden-scaled.jpg" alt="" class="wp-image-467" style="aspect-ratio:640/394" srcset="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/190419-Bill-Tilden-scaled.jpg 800w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/190419-Bill-Tilden-768x473.jpg 768w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/190419-Bill-Tilden-1536x946.jpg 1536w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/12/190419-Bill-Tilden-2048x1261.jpg 2048w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><figcaption class="wp-element-caption">ビル・チルデン</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br></p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box block-box">
<p class="wp-block-paragraph"><em>試合全体を通じて誤った戦法を使い、ボールをアウトさせ、しかも終わってからどうして負けたのかわからないというプレーヤーを見かけることがある。<br><br>そういうプレーヤーのごく普通に見られる戦術上の誤りは、<strong><span class="marker-under">自分より平均してよいペースを持ったプレーヤーに対し、負けじと強く打ってしまう</span></strong>ことである。<br>　<br>いま、同じタイプのベースライナーとプレーしていて、しかも相手があなたよりわずかにきびしいドライブを打っていると仮定しよう。</em><br><em>あなたは相手より少し下回ったスピードのドライブを返球する。</em><br><em>相手はそれよりもっと加速して打ってくるがネットにかからない。</em><br><em>その次のショットがむずかしい、大事なショットなのである。</em><br>　<br><em><span class="marker-under-red">たいがいのプレーヤーは、前のショットよりもっと速いスピードで打つが、十中八九はペースの少ない方のプレーヤーがミスをする。</span></em><br><em><strong><span class="marker-under">この場合の正しいプレーの仕方は守備をする</span></strong>ことである。</em><br><em><strong><span class="marker-under">高く、ゆっくりしたドライブを打つか、もっとよいのはチョップかスライスで深く打つ</span></strong>ことである。</em><br><span class="marker-under"><em><strong>ペースを変えると相手は幻惑されるからだ。</strong></em><br><em><strong>仮に幻惑されないとしても、相手はもう一度自分でペースを生み出さなくてはならなくなる。</strong></em><br><em><strong>ハードヒッターはこのようなペースの変化を好まない</strong></em></span><em>ものである。</em></p>



<p class="wp-block-paragraph"><em>普通のハードヒッターは、ドライブを打つ時スピードボールを好むが、ペースはせいぜい平均あたりというところであろう。</em><br><em>だから<strong><span class="marker-under">スピード、スピン、ペースがうまく配合されたボールが来ると混乱</span></strong>してしまう。</em></p>



<p class="wp-block-paragraph"><em>ボールをしっかりとらえて打ち、相手にオーバーヒットさせてエラーさせるのだが、<strong><span class="marker-under-red">いつ守り、いつ強打したらよいのか分かっていないプレーヤーが多い</span></strong>。</em><br><em><strong><span class="marker-under">守るべき時に攻撃をしてしまうという誤り</span></strong>を犯してしまうのである。</em></p>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">いかがですか。<br>やっちゃいけないこと、やっていませんか。<br><br>身に覚えのある方は次速いボールを打ってくる人と対戦することがあれが上記を意識してプレーして見てください。<br><br>面白いぐらいに相手がミスしてくれますよ。</p>



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<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-20px"><strong>《自分だけの顧問つけませんか》</strong></span><br><br>税理士や弁護士をつけるような感覚でコーチをつけてみませんか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">テニスに関するあらゆるお悩みやご相談に的確にアドバイスいたします。<br>お試しでのご相談（15分程度）も行なっておりますのでお気軽にご相談ください。<br><br>詳しくはこちら→<a href="https://tennis-daigaku.com/tennis-advisor/">テニス顧問</a></p>



<p class="wp-block-paragraph"><br><br></p>
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		<title>パートナー（ペア）とのコミュニケーションの取り方</title>
		<link>https://tennis-daigaku.com/communication-with-partners/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ゆうき｜元テニスコーチ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 09 Nov 2022 07:57:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[戦術]]></category>
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					<description><![CDATA[レッスンをしていてわりとよくある相談のひとつに、自分のダブルスパートナーについての相談があります。 『パートナーから、「○○に打って、○○に動いて」て言われるんだけど、私は□□だからパートナーが言うようには出来ないんだけ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">レッスンをしていてわりとよくある相談のひとつに、自分のダブルスパートナーについての相談があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">『パートナーから、「○○に打って、○○に動いて」て言われるんだけど、私は□□だからパートナーが言うようには出来ないんだけど、そういうときはどうすればいいの？』</p>



<p class="wp-block-paragraph">とか、</p>



<p class="wp-block-paragraph">『○○さんに「私がサイドにいるときはセンターをケアして」て言っても全然動いてくれないんだけどそういうときはどうすればいいの？』</p>



<p class="wp-block-paragraph">といった相談を受けることが多々あります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こういったコミュニケーションをとるときに忘れてはいけないのは、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「<span class="marker-under">ペアとしての連携を強化し、戦略、戦術を共有して相手チームを倒す</span>」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">というのが目標ですから、味方ペアを批判したり、怒ったりしてケンカになってしまってはコミュニケーションをとる目的が違ってきてしまいます。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized is-style-rounded"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="516" src="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/11/grandmother-g66825d2eb_1920.jpg" alt="" class="wp-image-436" style="aspect-ratio:588/378" srcset="https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/11/grandmother-g66825d2eb_1920.jpg 800w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/11/grandmother-g66825d2eb_1920-768x495.jpg 768w, https://tennis-daigaku.com/wp-content/uploads/2022/11/grandmother-g66825d2eb_1920-1536x990.jpg 1536w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">なので、ダブルスにおいて戦略や戦術などについてパートナーと話し合う場合、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「<span class="marker-under">相手から結論を引き出すようなコミュニケーションをとる</span>」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">ということが必要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-under">相手に意見を求める</span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">『スマッシュがあまり上手じゃないAさんにロブを上げない？』</p>



<p class="wp-block-paragraph">『チャンスボールを打ち込むときは守りが上手じゃないBさんを狙う、ていうのはどう？』</p>



<p class="wp-block-paragraph">こういった形で聞き、パートナーが自分の考えを言ってくれれば、こちらとしては<strong>批判という形ではなく“提案”</strong>という形で自分の考えを伝えることが出来ます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">『次はロブ上げて』<br>『決めるときは○○に打って』</p>



<p class="wp-block-paragraph">と言うよりはずっといいと思います。</p>



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