以前の職場をやめたあとも、引き続き私の(プライベート)レッスンを受けてくださっている方が何人かいらっしゃいます。
今日レッスンした方はもうかれこれ3年ぐらいのお付き合いになります。
今日のタイトルを「こんな形もあり」としたのは、今日の1時間のレッスンのうち、30分以上を話し合いに費やしたからです。
以前このブログでコーチングの資格を取得したことはお伝えしましたが、この影響も大いにあったと思います。
レッスンの内容を僕に“お任せ”という方以外の人には、基本的に僕は「今日は何を練習したいですか?」と聞くようにしていて、この方は基本的にはお任せでレッスンが進んでいくのですが、最近この“話し合い”の時間が増えてきているんです。
というのは、この方は僕のレッスン以外にも別の場所で練習しているのですが、そこで疑問に思ったことや、その時のコーチとの意見の食い違いなどを僕のレッスンのときに話すことで頭の中を整理しているようです。
この方の話を元に、その時のコーチが伝えたかったこと、その時の練習には○○という意図があったんじゃないか、など僕の推測できる範囲でお答えしています。
そうしているうちにこの方が何か気づき、
「じゃあ○○なときは□□しなくちゃいけないわよね?」
「そしたら、ちょっと△△の練習したい」
となり、次回以降の練習が決まったりします。
プライベートレッスンはスクールと違い、時間が1時間でしかも料金も高いので、満足して頂くために日々考えを巡らせています。
例えば、たくさん打ってもらいたいが、密度の濃い練習にしたいという思いもあり、「なぜこういう練習をするか」的な話をすると、それに時間をとられ、あまり打てなくなってしまったり、ガンガン打ち合って量を多くしようとすると、“ただ”ラリーしてるだけのような練習になってしまい質が落ちてしまう、、というような葛藤があります。
今日もかなり話し込んだので、僕としては“量”が心配になり、
「○○さん、もうあとちょっとしか時間ありませんよ、打ちませんか?」
と言うと、
「そうねぇ。。。でもそうすると○○のときはどこに立ってたらいいのかしら?」
と、今まで話していた内容の話に戻ったのです(笑)
このとき、こういう形のレッスンもありだな、と思いました。
というより、こういった自分のニーズに合った練習というか時間の使い方が出来るというのがプライベートレッスンの良いところなのかもしれません。
と同時に、ヒッティングパートナー、ティーチング、コーチングetc・・・コーチはたくさんの役割をこなせることが重要だと再認識しました。
コメント