ダブルスにおけるファーストボレーのセオリー

ダブルス
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前回の記事「ダブルスにおける前衛の守備範囲」と少し関係していますが、今日はダブルスでファーストボレーを打つときのセオリーをお伝えします。

結論からお伝えすると、

「デュースサイドではフォアボレー、アドサイドではバックボレー」(右利きを想定)

で打つというのが基本の戦術としてあります。

例えば、フォアサイドでファーストボレーを打つときバックで打つと自分がコートの外側に動いて打たなければいけなくなるためパートナーとの間に空きが出来てしまう、というのが本来の理由なのですが、これはセンターをパートナーがしっかりカバーしているという前提の話。

だから、この場合のミスはファーストボレーする人のミスということになります。

ですが、先日レッスンでこのセオリーを説明する場合はちょっと違う意味で説明しました。

一般の方で多いのは、前衛がセンターをカバーしていないためセンターに来たボールをサーブ&ボレーしてきたプレーヤーがバックでとっている、という状況です。

こうなると先日も書きましたが、

①センターのボールを後衛が打つとなると攻撃のテンポが遅れる
②後衛が処理した場合、前衛が打つのに比べて打てる範囲が狭くなってしまう
③相手前衛がポーチに出てくる可能性が高くなる

という状況になってしまいます。

昨日もある生徒さんが前衛に入っていて、

「後ろの人の邪魔しちゃいけないもんだと思ってた」

と言うので、

「前衛のもう一つの大きな役割としてペアの負担を少なくするというのもあるのでガンガン動いたほうが喜ばれますよ」

もちろんサーブのコースや球威、相手のレシーブのコースやパートナーのレベルによって変わるのでこれが絶対ではありませんが、意識して損することはありませんのでぜひコートで試してみてください。

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