ダブルスのポーチのコツ（ソロ・ポーチとは？）

ポーチは大きく分けて、

前衛が自分の判断で行なう「ソロ･ポーチ」と
あらかじめペアと相談してから行なう「コンビネーション・ポーチ」

の二つがあります。

この二つには打つコースやポジショニングに違いがあります。

まずポジションですが、ソロ･ポーチの場合深追いしてセンターラインを超えてポーチに出るか、あまり深追いせずセンターラインを超えずにポーチした場合とで違ってきます。

前衛がセンターラインを超えてポーチした場合、前衛と後衛のポジションはチェンジします。
センターラインを超えた場合、チェンジするより戻るほうが時間がかかってしまうからです。

センターラインを越えずにポーチした場合は、前衛が元のポジションにすぐ戻れるので前衛・後衛ともに元のポジションに戻ります。

次にボレーを打つコースですが、センターラインを越えてポーチする場合は逆クロス（相手前衛側）かセンターに打ちます。こうすればポーチしたプレーヤーがそのままボールの正面にいれるからです。

これを順クロス（相手後衛側）に打ってしまうと、相手後衛がストレートに打ってきたとき、チェンジしている味方の後衛が追いつけません。

センターラインを越えずにポーチした場合は、（順）ショートクロスかセンターに打ちます。

これを逆クロスに打って、相手が返せる状況になった場合、そのボールに対してポジションが十分でないのと、相手の打てる範囲（特にセンター）が広くなってしまいます。

このことからわかるのは、ポーチした前衛は「自分が打ったボールの正面に立つ」ということです。