昔のテニスの本

テニス本
070409_1219
[PR] 当サイトはアフィリエイト広告による収益を得ています。

以前読み終えた本をもう一度引っ張り出して読み返してみたら、たくさんいいことが書いてありました。

テニス

この本にはロッド・レーバーや昔強かった選手たちがそれぞれ一章ずつ執筆していて、昔強かった選手たちがどんなことを考えてプレーしていたのかが分かり、とても面白いです。

皆さんも読んでみてください、と言いたいところですが、この本は昭和44年に出た本なので古本屋で探さないとないですね・・・^^;
僕もこのぼろぼろの本を古本屋で1000円で買いました^_^;

テニス

これはローズウォールです

ダブルスについてコリン・ロングという人が書いている章でいいことがたくさん書いてあったので抜粋します。

・ダブルスの基本である“ダブルスというものはチーム・ゲームであり半分はパートナーに決めてもらえるような球をお膳立てしなければならない”ということを理解する

ダブルスの秘訣はチーム・ワークにあり、二人共同して全コートをカバーすべきです

・まず第一に大切なことは、適切なパートナーを選ぶことです。パートナーの選択は、自分のゲーム運びとパートナーのゲーム運びとが互いにピッタリと相補うかどうかにかかっています

「パートナーのために働くこと」
レシーブを相手の足元に低く返して、相手の防御的な返球をパートナーに決めてもらう

「ファーストサーブを入れること」
シングルスでファーストサーブをフォルトするのは悪いことだが、ダブルスでファ ーストサーブをフォルトするほうがもっと悪い。ダブルスでは何としてでも90%以 上入れるようにするべきで、また、正確で安定した八分の力でサーブをするほうが いい。この八分の力で十分攻撃態勢を取れる。ファーストサーブをフォルトすると 相手は必然的に前進してセカンドサーブに構えるため、どうしても防御体勢に追い 込まれるかダブルフォルトしやすくなる

「決してレシーブをミスしてはならない」
これはダブルスの大きな秘訣。サーブを常に何とか返してプレーを続けるプレーヤ ーはすでに心理的に大きな優位に立っている。相手サーバーに“自分のサーブはこ れでよいのか”と常に心配させる。レシーブが必ず返ってくると相手は“自分たち のしようとしていることを全部知っているのではないか”と感じてくる

「角度のある、また短いボールはセンター深く打つボレーを打ってから」 
角度のある、あるいは短いボレーは利己的なショットといえます(こんなきつく言わなくてもいいのに^^;)。最初のボレーは常にセンターに深く打つべきです。相手の返球に角度がつかなくなると共にしばしば相手にエラーを強いることになる。センター深くへボレーすることはダブルスの重要な基本です

「サービス・コート内でネットより高いところで打つショットはパンチする」
この状況では攻撃が絶対必要です。しかしネットの近くでは冷静な心が大切で、エースを打って決められると感じても無茶に荒くなってはいけません(この一見すると矛盾しているように感じる言い回しがテニスの本、特に昔の本には多いです。テニスはここがみそのような気がします)

「ロブを使う」
ロブはエースを打つのと同じだということを理解していなければならない。だから 他のストロークと同じほどロブを練習することが大切。完璧な深いロブは相手がネ ットでの優位性を保つことができなくなり、相手のテニスの攻撃と目的を失わせる

「相手をおどす、押し込む」
相手に落ち着く時間を与えたり、相手にちょうど合ったテンポでテニスをやらせな い。ほんのわずかなチャンスにもネットにさらに近づくことが重要で、こうすれば 相手におどしとか圧力をかけていることになる。相手にとって頭を使わざるを得な いように仕向けることが大切で、決して機械的にプレーしていると思われてはいけ ない。
相手に色々な変化のある術を見せることが大切。相手の足元にボールを打ち下ろす ことも“おどし”や“押し込む”ことになり、極めて重要

こんな感じです。
僕の主観なんですけど、テニスに限らず昔の本のほうが自分に訴えかけてくる力が強い気がします。
この本にもたくさんそういった部分があり、勉強になりました。

《自分だけの顧問つけませんか》

税理士や弁護士をつけるような感覚でコーチをつけてみませんか。

テニスに関するあらゆるお悩みやご相談に的確にアドバイスいたします。
お試しでのご相談(15分程度)も行なっておりますのでお気軽にご相談ください。

詳しくはこちら→テニス顧問

コメント

タイトルとURLをコピーしました