DUNLOP VIPER-DRYを本音レビュー|向く人・向かない人

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ウェットタイプは指に引っかかりすぎる。でも、完全なドライタイプは滑りや耐久性が気になる。そんな人に試してほしいのが、DUNLOPのVIPER-DRY(バイパードライ)です。

私はウェット、ドライ、セミドライのグリップテープを使い比べ、VIPER-DRYも実際に数年間使ってきました。先に結論を言うと、これは「万人向けの一択」ではありません。

ウェットの強いベタつきは苦手だが、ドライより少し手に収まる感覚がほしい人には、かなり有力な選択肢です。一方、粉を吹くような徹底したドライ感や、吸いつくようなウェット感を求める人には中途半端に感じる可能性があります。

VIPER-DRYの評価を先にまとめる

使用感ウェットとドライの中間。ベタつきは控えめ
表面小さな穴のあるパンチング加工
握った感覚指が張りつきにくく、手の中で収まりやすい
耐久性比較的高い。筆者は3週間ほど使える場合もある
向く人ウェットの引っかかりと、ドライの滑りの間で迷う人
向かない人極端なウェット感・ドライ感、穴なしの表面を求める人

耐久期間は、練習時間、汗の量、季節、保管方法で大きく変わります。「3週間」はあくまで私の使用例であり、誰にでも当てはまる基準ではありません。

VIPER-DRYには2種類ある

オーバーグリップ

ラケットに最初から巻かれている元グリップの上へ重ねて巻くタイプです。交換が簡単で、まずVIPER-DRYの感触を試したい人はこちらが向いています。

リプレイスメントグリップ

元グリップを外し、ラケットのハンドルへ直接巻くタイプです。オーバーグリップとは厚みやクッション感が異なります。グリップ全体の太さや角の感じ方も変わるため、「上から巻くテープの代用品」ではありません。

販売地域や時期によって、商品名、色、入数、在庫状況は変わります。購入前に、オーバーグリップかリプレイスメントかを必ず確認してください。

実際に使って感じた4つのメリット

1.ウェット特有の強い引っかかりが少ない

ウェットタイプは手に吸いつく安心感がある反面、グリップチェンジの際に指へ引っかかることがあります。VIPER-DRYはその抵抗が比較的小さく、フォアハンドからボレー、サーブへ持ち替えるときに邪魔になりにくいと感じます。

ただし、完全にさらさらではありません。感覚としてはドライよりウェット側に近いものの、一般的な強いウェットグリップほど粘着感はありません。

2.汗をかいても手の中で収まりやすい

表面のパンチング加工と素材によって、汗をかいたときにも握りが急に頼りなくなりにくいのが長所です。特に、完全なドライタイプでは少し滑ると感じる人に合いやすいバランスです。

DUNLOP VIPER-DRYオーバーグリップの穴あき表面

3.セミドライ系としては耐久性が高い

私がVIPER-DRYを使う大きな理由は、感触と耐久性のバランスです。完全なドライタイプは気に入っても、表面が早く荒れたり、感触の変化が大きかったりする製品があります。

VIPER-DRYは、私の使い方では3週間ほど使えることもあります。もちろん、汗を多くかく夏場や使用頻度が高い人は、もっと早い交換が必要です。

4.グリップチェンジと安定感を両立しやすい

ベタつきが強すぎると持ち替えにくく、乾きすぎると強く握り込みやすくなります。VIPER-DRYはその中間にあり、手の中で少し動かせる余地を残しながら、インパクトでは支えやすいと感じます。

使う前に知っておきたい3つのデメリット

1.本格的なドライタイプではない

商品名に「DRY」とありますが、さらさら感を最優先した製品とは感触が違います。ウェットの粘着感が少しでも苦手な人には、まだ引っかかると感じる可能性があります。

2.穴あきの表面は好みが分かれる

小さな穴が多数あるため、フラットな表面が好きな人には違和感が出ます。私は穴のないタイプの方が見た目と触感は好みですが、それでも使用感と耐久性を優先してVIPER-DRYを選んできました。

3.色や在庫を選びにくいことがある

時期や販売店によって、選べる色や入数が限られます。Amazonでも出品者や在庫が変わるため、価格だけでなく、商品タイプ、入数、送料を確認してください。

VIPER-DRYが向いている人

  • 一般的なウェットグリップは指に引っかかりすぎる人
  • 完全なドライタイプでは滑りやすいと感じる人
  • グリップチェンジのしやすさを重視する人
  • 感触だけでなく耐久性も重視する人
  • パンチング加工が気にならない人

VIPER-DRYが向かない人

  • 手に吸いつく強いウェット感が好きな人
  • 粉っぽいほど乾いたドライ感を求める人
  • 穴のない滑らかな表面が好きな人
  • 豊富な色から選びたい人

ウェット・セミドライ・ドライの違い

タイプ主な感触向きやすい人
ウェットしっとりして手に吸いつくずれにくさを最優先したい
セミドライ粘着とさらさらの中間持ち替えと安定感を両立したい
ドライさらさらして汗を吸う手汗が多く、粘着感が苦手

同じ「ドライ」「セミドライ」という表示でも、メーカーによって感触は違います。名称だけで決めず、1本または少量パックから試すのがおすすめです。

Amazonで確認する

以下はAmazonアソシエイトリンクです。価格・在庫・入数は変更されるため、購入前にリンク先で確認してください。

交換の目安

日数だけで交換時期を決める必要はありません。次の変化が出たら交換を検討します。

  • 乾かしても滑りやすさが戻らない
  • 表面が削れたり、端がめくれたりしている
  • 同じ位置で握ってもラケットが手の中で動く
  • 無意識に握る力が強くなっている

グリップテープを惜しんで強く握り込むと、スイングやグリップチェンジまで崩れます。ラケットやストリングほど高価ではないからこそ、感触が変わった段階で交換する方が合理的です。

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まとめ|ベタつきすぎず、乾きすぎない

VIPER-DRYの強みは、ウェットとドライの中間にあることです。強い粘着感を避けながら、完全なドライタイプより手の中で収まりやすく、耐久性とのバランスも取れています。

だからこそ、誰にでも合う一択ではありません。ウェットとドライの両方に小さな不満があり、その中間を探している人にこそ試す価値があります。

経験と理屈、ときどき感性。道具は評判ではなく、自分の手の中で答えを出しましょう。

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